化学・石油精製業界
≪有機溶剤、有機溶媒中の溶存ガス測定≫
有機溶媒、各種油など水以外のサンプルでも、溶存酸素（DO）を安定して高精度に測定する事ができます。窒素バブリングによる脱酸素プロセスを数値で見える化できるので、主に重合／合成反応の現場で多くの納入実績あり。本質安全防爆仕様、連続モニタリングタイプ、ポータブルタイプ、ラボ用（非防爆仕様）と様々なニーズに対応できる幅広いラインナップから、最適な機種やオプションを提案させて頂きます。
【アプリケーション例】
・ 重合合成プロセス前の窒素バブリング工程における、サンプル中の溶存酸素のリアルタイムモニタリング
・ インキや樹脂系素材の減圧における脱気状態を溶存ガス測定（主にＤＯ＋溶存窒素）により管理
・ 石油系サンプルの生成工程における溶存酸素監視
【測定実績のある有機溶剤、有機溶媒の一例】
ＴＨＦ、エタノール、ＩＰＡ（イソプロピルアルコール）、メタノール、各種インク、酢酸エチル、ブタジエン、スチレン、トルエン、ヘキサン、パラフィン、エチレングリコール、アクリル酸、不凍液、航空機燃料、ナフサ、灯油、食用油、接着剤、レジスト液の溶存酸素測定（ＤＯ測定）。
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≪排水水質監視／排水用ＴＯＣ計≫
HachのオンラインTOC計BioTector：B7000 は、独自に開発した二段階湿式酸化方式を採用。“最高99.7％”にも達する圧倒的な稼働率と、高い信頼性により、工場の維持・運営コストの低減に貢献します。測定毎に強酸性物質でラインをパージするので内部はいつもクリーン。通常は１ヶ月毎の試薬の補充と、6ヶ月毎の校正および定期部品交換のみで、面倒な内部清掃や濾過フィルターの交換といった作業から解放されます。
主な特徴は以下の通りです。 ●最高100,000ppmまで希釈不要 ●最大φ2mmの固形粒子までフィルター無しで測定可能 ●濃度の違う複数流路（最大６ｃｈ）も安定して連続測定 ●TOC測定値からCOD/BODへの換算も内部で行われ、高い相関が得られます。 ●オプションでTN（全窒素）TP（全リン）測定へも対応 ●全ての項目を10分以内の短い測定サイクルで測定
上水やボイラー水、最終放流水、回収水といった比較的低濃度なアプリケーション向けにはB3500Cシリーズをお勧めしております