6110は、必要最小限の介入操作で繰り返し分析を行うことができます。レーザ十字線による容器位置決め補助機能によって最適な配置を確認でき、また、タッチスクリーンインタフェースが直感性に優れていますので、ライン作業員でもラボスタッフでも、製品試料採取を素早く、容易に、むらなく、確実に完了することができます。全容器酸素分析の場合でもヘッドスペース酸素分析の場合でも、試料を調製する必要はありません。
6110トータルパッケージアナライザは、独自のガス抽出穿孔システムを備えており、あらゆる種類の缶及びボトル上で動作でき、容器からの漏れを発生させることなく、信頼性の高い分析結果が得られます。CO2分析では、試料を加温する必要なしに任意の温度での測定結果が精度よく得られます。また、6110は、容器の窒素分を問わず、CO2結果を補償でき、充填機における直接分析に理想的です。
Hach Orbisphere 6110は、飲料製品を容器から取り出さずに分析することができます。測定は気相で行われるので、液体が6110のセンシング経路又は試料採取経路と直接接触することはありません。そのため、チューブ漂白やバルブ交換などの汚れ防止作業が不要となり、メンテナンスが軽減されます。
当社の専門サービスチームが、お客様に協力し、6110トータルパッケージアナライザの立ち上げ、試運転、及び定期メンテナンスを専門的に行い、確実にアナライザの状態を最適化します。現地でのサービス提供については、Hachにご相談ください。
Orbisphere 6110トータルパッケージアナライザ(センサ事前取付け済み)、設置キット及びユーザマニュアル付き。設置キットのコンポーネントについては、ダウンロードタブ上のユーザマニュアルを参照のこと。